書籍・雑誌

【本】「手帳ブログ」のススメ

手帳ブログのススメ 大橋悦夫著 お勧め度 3/5

本書は、日々の仕事や勉強での発見をブログに記し、それを定期的に読み返すことで成功を導くことができると書いてます。

しかし、私には、その作業は日記ですべきだと思いました。なぜなら、著者も書いている通り、ブログは公開するものだからです。ならば、公開できない、あるいはどうしても公開したくないような失敗やこれからのアイデアを日記に書き、日記を読み返すことで成長すればいいのではないかと思うのです。

このような考えは、既にここに書いた『日記の魔力』(表三郎著)や、これからレビューを書くつもりの『朝日記の奇跡』を読んで得られた結論です。とくに後者の本ではブログではなく日記に書くべきだと明確に書いてます。

また、本書の欠点であり、長所である点は、引用が多い点です。悪くいえば、オリジナリティを損ないかけない引用数ですが、一方で一冊でたくさんの本のエッセンスを吸収できるともいえます。本書に引用されていた微分清掃法を実施したいと思いました。

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【本】鈍感力(その2)

前回、このブログで『鈍感力』(渡辺惇一著)について書きました。

その後、amazonのレビューを読んだり、Podcastを聞いたりするなかで、この本への厳しい評価を知りました。

・ 論理に矛盾がある
・ 失礼な振る舞いも「鈍感」として評価している
・ 鈍感の定義が曖昧
・ 論調が一貫していない

などなど。

私も、おすすめ度を3/5にしたのですが、それでも評価が高すぎたんじゃないかと思えてきました。

しかし、この本の薦める鈍感力は、それでも一定の評価をされるべきだと思います。それは「其の弐 叱られ続けた名医」を読めば分かります。
どれだけ教授から小言を言われても、叱られ続けても、平然と「はいはい」と受け流しつづけた助手が、後に大病院の院長になられたという話です。

叱責を真正面から受け止めて気落ちするような敏感さはなかったものの、叱責の中から本当に重要なことは学んでいった敏感さが、この助手にはあったと思うのです。そういう意味で鈍感さは、人間関係の中で一種のフィルターの役割を果たしたのだと思うのです。

細事にとらわれてしまうと本質が見えなくなります。私は、太陽が曇りガラスを通すことによって初めて黒点を見られるようになり、真の姿が見られるようになるように、人間関係にも、いわば「鈍感フィルター」がときに必要なのではないかと思います。感情の面で激しく心が惑わされ頭が働かなくなるよりも、良い意味で鈍感で心が動じない人の方が、ときに冷静に物事を吸収できるのではないかと思うのです。

そういうことに気付かせてくれたという意味で、やはり、鈍感力には一定の意味があったと思います。

もっとも、敏感すぎる人、敏感でなければならないと強迫観念を持ってしまっている人への本として読まれるべきであって、もともと(悪い意味で)鈍感な人には読まれるべきでないとも思いますが。

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【本】鈍感力

鈍感力 渡辺惇一著

お勧め度3/5

ある方に勧められ、本書を読みました。

同意できたのは以下の点です。

・ 周りの環境に鈍感で、うるさくてもすぐ眠れたり、寒くても風邪を引かなかったり、皮肉を真に受けて図に乗ったり出来るのは有利だ。
・ 外国へ行っても、その地の風土に馴染めて食事をとり水を飲めるのは強さだ。
・ 恋愛でも、相手のことに鈍感であれば、細事で悩むことがなくなる。
・ 厳しく叱られても、翌日にはすっかり立ち直れる方がよい。
・ 痛みや肉体的損傷に強いのは女性。女性の鈍感力は素晴らしい。

本書では、「鈍感」という言葉が一種の「耐性」をも含めて使われています。
敏感すぎて環境に耐えられなくなるのは弱さだと指摘します。

しかし、本書では、具体的にどのように鈍感になれば良いのかは書かれていません。

私が、本書で違和感を覚えたのは、一概に何事も鈍感であれば良いというわけではなく、人は、ある部分では鈍感で、ある部分では敏感でなければならない。しかし、本書は、「鈍感力」を薦めるという主題のため、メリハリがなくなっている気がします。

また、「敏感すぎる」読者を念頭に書かれた本ですが、これが鈍感な人に読まれたらどうなのかという懸念がしました。たとえば、自分のルックスには敏感だけど、電車の中で化粧をする鈍感な人も世の中にはいます。

ただ、この本を私に薦めてくださった方は、私が「敏感に過ぎる」人間だと思って教えてくださったと理解できました。確かに、私は自分のことをダメだダメだと感じるあまり視野が狭窄になってしまうところがありました。

この本の持つ、心にゆとりを持ち、鈍感になれというメッセージはしっかり受け止めておいて、細事には動じないようになろうと思います。

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【本】要約力

要約力 和田秀樹著(かんき出版 1,400円)

お勧め度 4/5

示唆に富む本でした。
この本では、単に情報を手短にまとめることだけでなく、人間関係における相手の個性・主観・論旨などを論理的にまとめるということも「要約」に含めています。

その上で、様々な情報をインプットしまず第一段階の要約(ストック)をし、さらに第二段階の要約(情報加工=リファレンスとブレンドが出来る状態)にして、要約カプセルを作れと提唱しています。

それ自体は特に目新しいとは思いませんでしたが、情報の生かし方の各論で、非常に光る主張がありました。以下、面白いと思った点を箇条書きにします。

・ さまざまな情報を役に立つよう要約することで、複眼思考ができる

・ 情報に接するとき、「なぜだろう」「とどのつまりは」と自問自答すれば要約力が高まる

・ 他の(要約)情報と、関連付けて情報を記憶させると、知識が定着する

・ 要約を論理の無い決め付け(血液型占いなど)と混同してはいけない
  根拠の無い決め付けは要約のゆがみをもたらす

・ 他人の個性や、人間関係も要約して考えよう

・ 自分の感情に名前をつけて分析しよう

他にも、多々興味深い記述が多かったので、図書館で借りて読んだのですが、購入しようかと検討しています。
家族からは、これ以上部屋を本で埋めるなと言われてますが(苦笑)。

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【本】速読勉強術

速読勉強術   宇都出雅巳 著

お勧め度 4/5

この本を要約すれば、「読書百遍意自ずから通ず」です。
この言葉を繰り返し説かれていた、英語のT先生(高校の恩師)の顔が、思わず浮かびました。

1冊の本を繰り返し読めばよい。1回目に読むときは、理解しにくいところもあるだろうし時間がかかるだろうが、なるべく早く読む。2度目に読むときは、1度目で理解できたところは早く読め、理解できなかったところもそれなりに読める。さらに繰り返し読めば、ななめ読みできる、読み飛ばせるところが増える。1回通読に要する時間を減らせ、何度も読み返すことにより、深く書物を理解できるようになるというのが本書の主張です(「高速大量回転法」)。

非常に理にかなった考え方だと思いました。
私は「速読」「多読」に強い憧れを抱きつつ、疑念をもってました。
果たして多くの速読解説書が説くような効果的な読書が、一定以上難解な本でも通用するか疑問に思っていたのです。

著者の宇都出氏は、速読に多くの時間と費用をかけられてきました。
しかし、本書では視野の広げ方など、一般の速読解説書に書かれてあるような技術がかかれてません。
一方で、「目次や前書き、後書きなどを本文を読む前に目を通して、アウトラインをつかむ」といった、特別な訓練の要らない(そして合理的な)方法を紹介されてます。

この点も、本書が汎用性があり、導入しやすい読書法を示していると感じさせました。

本書には、択一試験の勉強に効率的な、ある方法が示されています。
その方法で、著者は1ヶ月勉強しただけでCFPの資格を取られました。
本書を手に取られチェックされることをお勧めします。
私は、宅建や公務員試験、センター試験(特に社会)で有効だと感じました。

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【本】日記の魔力

日記の魔力 表三郎著

「脱ダメ」を標榜する私にとって、羅針盤となる一冊でした。この本を読めば、誰もが日記をつけようと思うでしょうし、また自分をより良く変えられると信じられるでしょう。ここ数ヶ月いろんな自己啓発本を読みましたが、本書がナンバーワンです。一読の価値どころか、何度も読み返したい本です。本屋か図書館で探されるとよいと思います。

著者の表三郎先生は、先述の竹岡先生と同じく、駿台予備学校で教鞭をとられています。私も夏期講習でお世話になりました。

本の内容を思い切って要約すると、

・ 日記は未来を作ることを目的としている。だから、読み返すことを重視する。

・ 日記にはあまり感想を述べず、行動・時刻・場所を正確に記録していくべきだ。

・ 冷静に経過を振り返られる、翌朝に日記を書く。

・ 検索したり、テーマごとに日記の内容をまとめたりするのに便利なPC日記がよい。

・ 日記を通じて、人生において多くの問いをする習慣がつく。そして潜在力が開花する。

・ また、自己管理が出来るようになり、自由な時間が増える。忙しい人こそ書くべきだ。

というものです。本書では、以上について非常に納得のいく説明がされています。

日記に感想を書くから挫折するというのは、確かに頷けました。10年くらい前に書いた日記(だいたい三日坊主の日記)など、青臭さがプンプン匂ってきて、書いている当時の自分もそりゃ継続できなかったなと思えます。読む気もなくなります。

仕事で失敗しても、「自分に悔しい!」などと書くより、指摘された事項を淡々と書いた方が、将来読み返しても「これを乗り越えられたんだな」と冷静に受け取れるはずです。

一方、PCで書くというのと、朝書くというのは、少し異論がありました。やはり、時間がとれたときに、その都度紙に「いつ、どこで、何をしたか」細かく書いていった方が、忘れないと思います。それに手書きの文字からは、その様子から当時の心理状態も伝わってきます。

そこで、基本はA5ノートに日記(私の感覚では日誌に近い)を書いて、週末にその概要を(といってもある程度は細かい概要を)PCに入力したらよいのではないかと思いました。

そうすることで、日記のエッセンスを記すことができ、また、検索機能を生かして、必要に応じて紙の日記を読み返すことができるのではないでしょうか。

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【本】プロフェッショナル 仕事の流儀 3

『プロフェッショナル 仕事の流儀 3』を、図書館で借りました。

竹岡広信先生が、登場されているので借りました。

竹岡先生は、私が駿台予備校で浪人生活を送っていた際に

お世話になった先生です。

基本的な単語の本質的な意味の理解、

用法の習得を重視されてましたが、

その竹岡節に久々に触れられて懐かしかったです。

非常に情熱的だった竹岡先生。

しかし、その竹岡先生も情熱を

失いかけていた時期があったそうです。

京大工学部卒業後文学部へ編入され、

英語の教授法を研究されたが、

塾講師として成果が上がらない。

そして、留年を繰り返し休学するに至り、

自暴自棄になってパチンコ屋に入り浸る生活を送られたそうです。

しかし、パチンコ屋で楽しそうに競馬を語る男性と出会い、

楽しんで英語を学んでもらうよう教授すればいいと悟られました。

茂木教授は、

「世間に対して質問している人は、常にどこかに隙間を空けている」

と解説されます。

いかなる境遇に陥ってしまっても、

頭の片隅にでも問題意識や悩みを持っていれば、

「気付く」ことが出来るのでしょう。

だから、頭をガチガチにせず、

しかし悩みながら生活していって、

私も自分自身のダメな境遇を必ず好転させたいと思います。

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