日記の魔力 表三郎著
「脱ダメ」を標榜する私にとって、羅針盤となる一冊でした。この本を読めば、誰もが日記をつけようと思うでしょうし、また自分をより良く変えられると信じられるでしょう。ここ数ヶ月いろんな自己啓発本を読みましたが、本書がナンバーワンです。一読の価値どころか、何度も読み返したい本です。本屋か図書館で探されるとよいと思います。
著者の表三郎先生は、先述の竹岡先生と同じく、駿台予備学校で教鞭をとられています。私も夏期講習でお世話になりました。
本の内容を思い切って要約すると、
・ 日記は未来を作ることを目的としている。だから、読み返すことを重視する。
・ 日記にはあまり感想を述べず、行動・時刻・場所を正確に記録していくべきだ。
・ 冷静に経過を振り返られる、翌朝に日記を書く。
・ 検索したり、テーマごとに日記の内容をまとめたりするのに便利なPC日記がよい。
・ 日記を通じて、人生において多くの問いをする習慣がつく。そして潜在力が開花する。
・ また、自己管理が出来るようになり、自由な時間が増える。忙しい人こそ書くべきだ。
というものです。本書では、以上について非常に納得のいく説明がされています。
日記に感想を書くから挫折するというのは、確かに頷けました。10年くらい前に書いた日記(だいたい三日坊主の日記)など、青臭さがプンプン匂ってきて、書いている当時の自分もそりゃ継続できなかったなと思えます。読む気もなくなります。
仕事で失敗しても、「自分に悔しい!」などと書くより、指摘された事項を淡々と書いた方が、将来読み返しても「これを乗り越えられたんだな」と冷静に受け取れるはずです。
一方、PCで書くというのと、朝書くというのは、少し異論がありました。やはり、時間がとれたときに、その都度紙に「いつ、どこで、何をしたか」細かく書いていった方が、忘れないと思います。それに手書きの文字からは、その様子から当時の心理状態も伝わってきます。
そこで、基本はA5ノートに日記(私の感覚では日誌に近い)を書いて、週末にその概要を(といってもある程度は細かい概要を)PCに入力したらよいのではないかと思いました。
そうすることで、日記のエッセンスを記すことができ、また、検索機能を生かして、必要に応じて紙の日記を読み返すことができるのではないでしょうか。
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